12月定例会 一般質問
- 志村たけひこ

- 2019年12月18日
- 読了時間: 5分
19日(月)一般質問が終わりました。
今回は下記内容を質問させて頂きました。
広域道路ネットワークについて
① 道志村及び上野原市と本市との接続道路について
② 西桂町から本市への接続道路と富士山噴火避難時の東桂地区の避難想定道路について
③ 本市から大月市への接続道路について
④ 実現にむけた今までの取組みと、今後の具体的な取組みについて
小中学校の通学時の安全確保について
① 通学路の危険個所の把握と改善状況について
② スクールガードの活動状況と今後の協力者の継続について
③ 新たなスクールバスの運用について
④ 市内循環バス及び乗合タクシーの活用について
以下に原稿も公開します。詳しくは都留CATVをご覧ください。
通告に従い一般質問をさせて頂きます。
第一番目に、広域道路ネットワークについて質問をさせて頂きます。
9月定例会において富士山防災の避難路についてお伺いした際、広域道路ネットワークのお話を頂きました。
富士北麓地域から大月市にかけての交通渋滞の緩和、並びに様々な災害時の避難路を想定し計画をすることは必要不可欠であります。また、その様な避難路を計画し実現することは、本市に取りましては経済的観点からも大変重要であり日々の生活に密着します。これからの10年及び20年後、本市の経済を活性化させ地域力を高め人口流失に歯止めをかけるためにも、近隣市町村との交流しやすい、生活しやすい道路環境の整備が求められています。
そこで、まず道志村並びに上野原市の旧秋山村と、本市との接続道路の整備をどの様にしていくのかお伺いします。この路線は古くから人的交流が多く、大型台風や積雪時にはすぐに通行止めとなり、お互いに通勤通学及び物品購入時など、生活に様々な支障が出ている現状があります。
次に、富士山噴火の際には富士北麓地域から本市へ、また本市から大月市へと広域的に避難する事が求められます。本市におきましても東桂地区は火山流及び融雪型火山泥流が想定されており、また市内全域では噴石及び火山灰などで、避難時の交通マヒも想定され、最悪は徒歩での避難も余儀なくされます。しかしながら、現在の広域避難路の状況は、実質的に国道139号線と中央自動車道大月富士吉田線のみであり、富士北麓地域と本市の市民が避難するには非常に難しい状況であるとともに、大規模災害時の物資輸送も難しい状況が想定されます。そこで、東桂地区の富士山噴火避難時にも大変重要な路線となる、西桂町から本市への接続道路をどの様にしていくのかお伺いするとともに、富士山噴火時の東桂地区の住民の避難想定道路について、どの様な計画をしているのかお伺いします。
次に、現在の山梨県強靭化計画での富士山防災においては「富士北麓地域の道路網整備」となっておりますが、実際に富士北麓地域の住民が避難する状況となった場合には、本市の市民にも被害が発生していると考えられます。本市から大月市などの隣接市町村への避難路を想定し国及び県への理解を求め、富士山火山防災の避難想定に東部地域を組入れ内容の修正を求めることも必要であります。そこで、本市から大月市への接続道路をどの様にしていくのかお伺いします。
この国道139号線と国道20号線を結ぶ路線の整備は、本市に取りましては経済的な利益が大変大きく、通勤通学などにおいては大変便利な道路に変わると考えています。このような計画を実現するために、本市としてどのように考え今までどのような取組みをしてきたのかお伺いをすると同時に、今後実現するために本市としてどのような具体的な取組みをしていくのかあわせてお伺いします。
第二番目に、小中学校の通学時の安全確保について質問をさせて頂きます。
以前は近所に子どもたちも大変多く、同級生など数人で通学できていましたが、近年少子化の影響か一人で通学をしなければならない状況が増えてきていると思います。また、交通環境や社会的環境の変化で子どもたちを取巻く危険も様変わりしています。
そこで、各小中学校の通学路の危険個所の把握と、その改善状況についてお伺いします。
次に、各地域のスクールガードの皆様には、児童生徒の安全確保において大変ご尽力をいただき誠に感謝いたしております。この事業を今後継続していくためには、地域の皆様の更なるご理解とご協力なくしては成り立ちません。そこで、スクールガードの現在の活動状況と、今後の協力者に継続をしていただくための活動についてお伺いします。
最後に、学校の統廃合によって現在のスクールバスが運用されていますが、運用から57年以上経過し生活環境や子どもたちを取巻く社会環境の変化、並びに児童生徒の安全確保の観点から、スクールバスの運用について見直しをする時期ではないかと考えます。
現在、スクールバスの運用がされていない学校から離れている地域でも、スクールバスを運用する事で、一人で通学する子どもたちの安心と安全の確保が出来ます。そこで、新たなスクールバスの運用についてお伺いするとともに、現在活用されている市内循環バス及び乗合タクシーの通学時の活用についてお伺い致します。
終わりになりますが、道路整備をすることはその地域に住む人にとっては必要不可欠であると思います。防災、減災、通勤、通学、通院、買い物など道路整備は生活の基礎であり、その整備をする事で様々な問題点が解決できると考えています。本市の10年後20年後を見据えた、長期的な視点で計画する事が必要であります。
予算がない前例がないなどとではなく、知恵を出し問題を解決していく事が次世代に繋げる私たちの使命であると考えています。
前向きな建設的な答弁を希望し私の一般質問とさせて頂きます。

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